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ホワイトニングの疑問
ホワイトニングについて
- ホワイトニングって何ですか?
ホワイトニング薬剤を使用して、歯の色を白くするブリーチングです。
ホワイトニング方法には歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅で行うホームホワイトニング、さらにオフィスホワイトニングとホームホワイトニングの併用があります。
- ホワイトニング(ブリーチング)を受ける前の注意は?
薬剤にアレルギのある方や無カタラーゼ症、妊娠中や授乳中、重度の歯周病、大きな虫歯や歯の亀裂、知覚過敏のある歯、著しい歯列不正などは、ホワイトニングは禁忌です。
ホワイトニングの効果には個人差があり、白くなりにくい歯質やほとんど効果が出ない場合もあります。特にエナメル質形成不全・象牙質形成不全歯やテトラサイクリン等による変色歯は効果が出にくいです。
ホワイトニング後の白い歯は一生ではなく、色の戻りがあるため、持続にはメンテナンスが必要です。
ホワイトニング後は知覚過敏の症状が出ることがあります。
ホワイトニング直後48時間は通常よりも着色や脱灰が起こりやすいので、酸性や着色しやすいものの飲食や喫煙は避ける必要があります。
- 差し歯とホワイトニングはどちらが先ですか?
ホワイトニングは歯の色や質また、術回数によって白くなる程度が違い、希望の色にならない場合もあります。
オフィスホワイトニングの場合は、ホワイトニング直後の色戻りを考え、ホワイトニング終了後、色が落ち着く2週間ほど経ってから差し歯(セラミック製等)の色合わせをし、作製することをお勧めします。
ホームホワイトニングはマウスピースを使用するため、差し歯を入れる前に作製したマウスピースは、差し歯を入れた後に合わなくなり、再度、マウスピースを作製し直する必要があり費用もかかります。
少し白い色の差し歯を作製し、差し歯に近い色になるまでホームホワイトニングをする方法もありますが、ホワイトニングの効果が出ない場合やもっと白くしたい場合には、色が合わなくなることがあります。オフィスホワイトニング後差し歯を作製し、効果維持のためホームホワイトニングをする方法がベストです。
- 歯が白い人、黄色い人、歯の色が黄色くなる原因は?
・年齢と共に黄褐色の象牙質の厚みが増し、逆にエナメ ル質は薄くなっていくため、年を重ねると共に歯は黄ばんで 見えるようになります。
・小児期の薬による歯の変色があります。
・神経の治療をした歯は徐々に変色が起こります。
・食べもの等による色素沈着や歯垢・歯石などの歯の汚れも考えられます。
- 歯を白くする審美治療の種類を教えて。
・クリーニング(PMTC)
歯磨きしても届きにくい所の汚れや細菌のかたまり(バイオフィルム)を、歯科医師・歯科衛生にが専門の機械を用いて行う歯の清掃のことです。
スケーリング処置による歯石などの沈着物を取り去った上で行うものです。・ホワイトコート(歯のマニキュア)
歯の表面にプラスティック材を薄く塗ることによって歯を白くコーティングします。・ホワイトニング(漂白、ブリーチング)
薬の力で白く漂白する方法です。
歯の表面に過酸化水素を含む薬剤を塗り、レーザーなどの光を当てて歯を白くする方法(オフィスホワイトニング)や、個人の歯に合わせて作られたトレー(マウスピース)にジェル状の薬剤を塗布して歯に装着する方法(ホームホワイトニング)などによって歯自体を白くすることです。・ダイレクトレジンボンディング
歯科用レジン(プラスチック)を歯に盛り付けて、歯と歯の間の隙間を埋めたり歯の高さを調節したりなど、歯の形態を修復をするための治療法です。・ラミネートベニア
歯の表面を薄く削り、その部分に薄いセラミック(ネイルチップのような薄い板)を貼り付ける治療法です。・セラミッククラウン
歯の全体を削り、セラミックで作った冠を被せて歯全体を覆う治療法です。
- ホワイトニング剤の種類や欠点は?
ホワイトニング方法には、歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご自宅でご自身で行うホームホワイトニングがあります。オフィスホワイトニング剤の主な成分は過酸化水素で、ホームホワイトニング剤の主な成分は過酸化尿素です。
ホワイトニングは、アメリカではメジャーで、市販のホワイトニング剤も数多く販売されております。しかし、日本ではまだ規制があり、アメリカで販売を開始後、日本メーカーで薬剤の濃度を下げてようやく日本での認可が下りた状態です。そのため、国内販売のものは濃度が低く種類も少ないので、ホワイトニング専門の歯科医院では、海外輸入薬剤を多く使用しています。ホワイトニングの欠点として挙げられるのが、知覚過敏です。
濃度が高いほど一度の施術でのホワイトニング効果も高く得られますが、ホワイトニング剤の刺激も強く、施術後の知覚過敏症状も出やすくなります。そのため、虫歯や歯に亀裂の有る歯にはできません。
また、ホワイトニング効果には個人差があり、効果がですのに回数が必要となる場合や歯質によっては効果がほとんど出ない場合もあります。
さらに、1度の施術で一生ものではなく、色の後戻りがありますので、メンテナンスが必要となります。
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